微分法と積分法の問題
を実数の定数とする。 の方程式
が の範囲に異なる実数解をちょうど 個もつような の値の範囲を求めよ。
ヒント
行き詰まったら、上から順に 1 つずつ開いてください。
ヒント 1
定数 を右辺に分離してあります。曲線 ()と直線 の共有点の個数として考えましょう。
ヒント 2
から増減表を作り、極大値・極小値に加えて、端点 での値も求めます。端点で等号が成り立つかどうかに注意しましょう。
ヒント 3
, , , です。区間を , , に分けると、それぞれの区間で のとる値の範囲がわかり、各区間の共有点の個数を数えられます。
答えと解説
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解説を読む
とおきます。方程式 の における実数解の個数は、曲線 と直線 の共有点の個数に等しくなります。
増減を調べる
より、 となるのは です。端点と極値の値は次のとおりです。
- (極大値)
- (極小値)
したがって において、 は次のように変化します。
- で から まで増加する
- で から まで減少する
- で から まで増加する
区間ごとの共有点の個数
境界の点 を重複して数えないように、区間を , , に分けます。各区間で は単調なので、共有点は 個か 個です。
- では は の値をとります。よって のとき共有点は 個です。
- では は の値をとります。よって のとき共有点は 個です。
- では は の値をとります。よって のとき共有点は 個です。
合計の個数
- のとき: 個
- のとき: 個( のみ)
- のとき: 個
- のとき: 個
- のとき: 個( も解になる)
- のとき: 個
- のとき: 個( のみ)
- のとき: 個
以上より、異なる実数解がちょうど 個となる の値の範囲は
です。
別解
とおくと で、 で極大、 で極小となる。
。
区間 での増減は次のとおり。
- :増加()
- :減少()
- :増加()
方程式の解は と の共有点の個数で数える。
- :0個
- :1個
- : に1個、 に1個で計2個。 のときは と の1解で2個。
- : に1個のみで1個
- : に1個、 に1個で計2個。 のときは と の1解で2個。
- : のみで1個
- :0個
検算: では 。 の解 のうち範囲内にあるのは のみ。 とあわせて2個で一致する。
よって または 。