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場合の数と確率の問題

難易度 4国公立二次の標準レベル数学A 場合の数と確率

横一列に並んだ 枚の板を、左から順に 枚ずつ、赤・青・黄・緑の 色のうちいずれか 色で塗る。ただし、次の つの条件をともに満たすように塗る。

(条件1) 隣り合う 枚の板は異なる色で塗る。

(条件2) 色すべてを少なくとも 回は使う。

板はすべて区別し、塗り方は各板の色の組で区別する。このような塗り方は全部で何通りあるか。

ヒント

行き詰まったら、上から順に 1 つずつ開いてください。

ヒント 1

まず「隣り合う板は異なる色」という条件だけで数えてから、使われない色があるものを取り除く方針を立てましょう。

ヒント 2

色が使えるとき、隣り合う板が異なる色になる塗り方は 通りです。4 色に番号 1〜4 を付け、「色 を使わない」という集合を考えて包除原理を使いましょう。

ヒント 3

条件1だけなら 通り、特定の 1 色を使わないものは 通り、特定の 2 色を使わないものは 通り、3 色を使わないものは 通りです。

答えと解説

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方針 まず条件1だけを満たす塗り方を数え、そこから「使われない色がある」ものを包除原理で取り除きます。

(1) 条件1だけを満たす塗り方

使える色が 色のとき、左端の板は 通りに塗れます。2 枚目以降は直前の板と異なる色にすればよいので、それぞれ 通りです。よって条件1を満たす塗り方は

です。4 色すべてが使えるときは

です。

(2) 包除原理

赤・青・黄・緑の 4 色に、順に番号 を付けます。条件1を満たす塗り方全体を とし、番号 の色(色 )を使わない塗り方の集合を とします。

  • は残り 3 色で条件1を満たす塗り方なので、 です。
  • は 2 色で塗る場合で、2 色を交互に塗るしかありません。左端の色で決まるので です。
  • 3 つの集合の共通部分は 1 色で塗る場合です。隣り合う板が必ず同じ色になるので、 です。4 つの共通部分も です。

求める数は、どの にも属さない塗り方の数です。


(検算)

- ちょうど 2 色を使う塗り方は、1 組の 2 色につき 通りです。
- ちょうど 3 色を使う塗り方は、1 組の 3 色につき 通りです。
- よって、4 色すべてを使う塗り方の数を とすると、

- これより となり、結果と一致します。

答え: 通り

別解

隣り合う板が異なる色になる塗り方のうち、4色すべてを使うものを数える。

色を 色(指定した 色)に限った条件1を満たす塗り方は、 通りである。

  • :
  • :
  • :
  • :

包除原理により、4色すべてを使う塗り方は
通り。

検算: 使う色の個数が 色ちょうどである塗り方を、使う色の個数が 色ちょうど・ 色ちょうどの場合から引いて確かめる。
- 2色ちょうどの塗り方: 通り
- 3色ちょうどの塗り方: 3色に限る塗り方 から、2色だけの塗り方 を引いて 通り。これが 組あるので 通り

よって 通りとなり、一致する。

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