微分法と積分法の問題
整式 は、すべての実数 に対して
を満たしている。このとき、極限値
を求めよ。
ヒント
行き詰まったら、上から順に 1 つずつ開いてください。
ヒント 1
まず条件の恒等式から を決定しましょう。 の次数を とおき、左辺の最高次の係数を調べると次数が決まります。
ヒント 2
左辺の の係数は ( は の最高次の係数)になるので、 は 次式です。また極限は、 を引いて足すことで を用いて表せます。
ヒント 3
とおいて係数を比較すると、 が得られます。極限は の形になります。
答えと解説
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解説を読む
** の次数を決める**
の次数を 、最高次の係数を とする。 の最高次の項は である。 の最高次の項は である( のときは なので、この項は と考える)。
したがって、左辺 の の係数は となり、左辺はちょうど 次式である。右辺は 次式なので である。
** を求める**
とおくと、 である。左辺は
となる。これが と恒等的に等しいので、係数を比較して
を得る。これを解くと となる。よって
である。
極限を計算する
分子を を介して分けると
となる。 のとき 、 であるから、微分係数の定義より極限値は
である。
検算
直接計算すると 、 である。よって差は となり、これを で割ると となって一致する。
答え:
別解
与式に を代入すると となる。
両辺を で微分すると である。ここで を代入すると なので となる。
検算として を直接求める。 の次数を 、最高次の係数を とすると、左辺の最高次の項は である。右辺は 2 次式なので 、 となる。 とおくと であり、
となる。これが に等しいので、 より 、 より となる。よって で、、 となり先の結果と一致する。
極限は
である。