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微分法と積分法の問題

難易度 4国公立二次の標準レベル数学II 微分法と積分法

整式 は、すべての実数 に対して

を満たし、さらに

を満たす。このとき、 を求めよ。

ヒント

行き詰まったら、上から順に 1 つずつ開いてください。

ヒント 1

極限の式は、微分係数の定義 が使える形に分けて、 で表しましょう。また、恒等式の両辺の次数を比べて の次数を決めましょう。

ヒント 2

と分けると、極限は になります。 が 次なら、 は 次です。

ヒント 3

では次数が合いません。1 次式と定数も不適なので、 は 2 次式です。 として係数を比較すると 、 が得られます。あとは を使います。

答えと解説

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解説を読む

1. 極限を微分係数で表す


と変形する。 のとき 、 であるから、微分係数の定義より

となる。条件より 、すなわち である。

**2. の次数を決める**

の次数を 、最高次の係数を とする。

  • のとき: は 次で、最高次の係数は である。よって左辺 は 次で、最高次の係数は である。右辺 は 次である。 では なので、両辺の次数が一致せず矛盾する。
  • のとき: とおくと となる。 の係数を比べると となり、 に矛盾する。
  • が定数 のとき: であるから、極限は となり、 に一致しない。よって不適である。

したがって である。

3. 係数を決める

とおくと、 である。条件の左辺と右辺はそれぞれ


となる。これが についての恒等式であるから、係数を比較して

を得る。 より である。このとき第 2 式は常に成り立つ。第 3 式より である。

さらに より となり、 である。

4. 確認

のとき であり、


となって両者は一致する。また より、極限の値は となり条件を満たす。

よって

別解

は整式なので、次数を とおく。

【次数の決定】 のとき、 の次数は 、 の次数は である。 より 。
のとき で、 より となる。しかしこのとき条件の極限は となり、 にならないので不適。

【係数の決定】 () とおくと 。
、。
係数を比べると
- より
- は なら常に成り立つ
- より

【極限の条件】
。
これが なので 。 より 。よって 。

【検算】 のとき 。
、 で一致する。
より で、極限の条件も満たす。

よって 。

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