数列の問題
等差数列 は , を満たす。また、等比数列 の公比は より大きい実数であり、, を満たす。
を正の整数とする。 の 個の項のうち、数列 の項として現れないものすべての和を の式で表せ。
ヒント
行き詰まったら、上から順に 1 つずつ開いてください。
ヒント 1
まず与えられた条件から と の一般項を求め、 が の項になるのはどのような のときかを調べましょう。
ヒント 2
なので、ある数が の項であることは「 で割ると 余る正の整数であること」と同じです。 を使って を で割った余りを考えましょう。
ヒント 3
、 です。 より、 が奇数なら は の項、 が偶数なら項ではありません。したがって、 の和を計算すればよいことになります。
答えと解説
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解説を読む
**数列 の一般項**
初項を 、公差を とすると
である。辺々引くと より となり、 である。よって
**数列 の一般項**
初項を 、公比を とすると
である。 なので、第 2 式を第 1 式で割ると
より 、すなわち となる。 より であり、 である。よって
** が の項になる条件**
正の整数 に対し、 が の項であるとは、ある正の整数 について となることである。これは が で割り切れることと同値である。実際、 が の倍数ならば は正の整数になる。
より である。
- が奇数のとき、 より となるので、 は の項である。
- が偶数のとき、 より となるので、 は の項ではない。
和の計算
のうち の項でないものは のときの
である。これは初項 、公比 の等比数列の初項から第 項までなので、求める和は
別解
等差数列 の公差を とすると、 より である。 なので、 となる。したがって の項は、 で割って 余る正の整数すべてである。
等比数列 の公比を とすると、、 である。 より となり、、すなわち である。 より となる。よって 、 である。
を で割った余りを調べる。 が奇数のとき で、 が偶数のとき である。
が奇数のとき、 は で割って 余る正の整数なので、ある正の整数 により と書ける( より )。よって は の項である。
が偶数のとき、 は で割って 余るので、 の項ではない。
ゆえに、 のうち の項でないものは であり、その和は
検算: のとき、 のうち だけが の項でないので和は である。公式に代入すると となり一致する。
のとき、 のうち の項でないのは と で、和は である。公式に代入すると となり一致する。