場合の数と確率の問題
袋の中に の数字が 1 つずつ書かれた 5 枚のカードが入っている。この袋から 2 枚のカードを同時に取り出し、次のように得点を定める。
- 取り出した 2 枚のカードに書かれた数の積が偶数のときは、その積を得点とする。
- 積が奇数のときは、得点を とする。
このとき、得点の期待値を求めよ。
ヒント
行き詰まったら、上から順に 1 つずつ開いてください。
ヒント 1
2 枚の取り出し方は全部で何通りあり、それぞれの確率はいくらかを考えましょう。
ヒント 2
積が奇数になるのは 2 枚とも奇数のときです。それ以外の取り出し方を書き出して、それぞれの積を求めましょう。
ヒント 3
全 通りのうち、積が奇数(得点 )になるのは 通りです。残り 7 通りの得点は になります。
答えと解説
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解説を読む
5 枚から 2 枚を同時に取り出す方法は全部で
あり、これらは同様に確からしい。
積が奇数になる場合
2 枚とも奇数のカード()のときである。その取り出し方は 通り()で、このときの得点はいずれも である。
積が偶数になる場合
残りの 通りである。それぞれの積(得点)は次のとおり。
これらの得点の合計は
である。
期待値
各取り出し方の確率はどれも である。よって、得点の期待値は
したがって、求める期待値は である。
別解
2枚の選び方は 通り。各組の積は次の通り。
(1,2)=2, (1,3)=3, (1,4)=4, (1,5)=5, (2,3)=6, (2,4)=8, (2,5)=10, (3,4)=12, (3,5)=15, (4,5)=20。
積が奇数になる組は (1,3), (1,5), (3,5) で、得点は 0。
積が偶数の組の得点は 2, 4, 6, 8, 10, 12, 20 で、その和は 2+4+6+8+10+12+20=62。
期待値は 。
検算:偶数の積の合計 = 全積の和 − 奇数積の和。全積の和は 。奇数積の和は 3+5+15=23。85−23=62 で一致する。したがって期待値は 。